◆CALLAWAYの新作【X
TOUR ウェッジ ビンテージ 52°】、【X TOUR ウェッジ
ビンテージ 58°MD】も試打してみました。正直、これはすごくイイ!ヘッドはちょっと小ぶりでいかにも操作性が良さそう。特に58°のMDはスピンの掛かりがとても良いとアベレージゴルファーの私にも判るぐらいスピン性能に優れている。MDとは「Mack
Daddy」(強烈な)の意味でまさに強烈なスピン性能を搭載していると感じた。担当の方に詳しく話を聞いてみると、フェースのスコアラインがスピン性能に優れた角溝構造という事もあるが、バウンスは11°とあるが窪んだような独特なソール形状により抜けの良さと切れ味を発揮する機能に相乗効果があるという事だ。装着標準シャフトはM10-DB(SR相当)とN.S
PRO 990GH(S)の2種類で重量により好みが分かれそう、個人的にはDG装着モデルもあると良いなぁ〜と思った。是非市販で出して欲しいですね。(※担当の方の話では特注であるそうです。USモデルではCallaway
Golf X-Tour Wedge ShaftのS300〈重さ:125g〉が標準装着。)
ウェッジこだわり派には【X TOUR ウェッジ シリーズ】はかなり買いです!
■試打スペック■
■E.R.C HOT TOUR 9° DIAMANA
M-63 (S)
〈シャフト長さ:45インチ クラブ重量:310g バランス:D2 トルク:3.2 シャフト調子:中調子〉
■E.R.C HOT TOUR 9°ROMBAX 6V05 (S)
〈シャフト長さ:45インチ クラブ重量:312g バランス:D2 トルク:3.8 シャフト調子:先中調子〉
(※メーカー参照)
【X-18 CF】
【X-18 CF/
DIAMANA M-63】
【E.R.C HOT
TOUR/ROMBAX 6V05】
■次に【キャロウェイ
X−18 CF 10° JV X-SERIES(S)】を試打。以前、高反発モデルのX-18を打った事があるがその時感じたのは打球音がスゴい!強烈に耳に響いてちょっと個人的には好みではなかったというのが印象。ただこちらのモデルはSLEルール適合モデルで打球音は高反発モデルより大人しい感じ、【キャロウェイ
E・R・C HOT TOUR 9° DIAMANA M-63(S)】、【キャロウェイ
E・R・C HOT TOUR 9° ROMBAX 6V05(S)】もそうだが、キャロウェイ社のカーボン複合ドライバー独特の「ポコン!」という音は健在だ。打感は軟らかい印象を受けた。ルール適合モデルになっても飛距離の差はあまりなさそうな感じ、高弾道の伸びのある球が打てた。オートマティックに振るようなゴルファーやアベレージゴルファーにはかなりの武器になりそうなギア。続けて【キャロウェイ
E・R・C HOT TOUR 9° DIAMANA M-63(S)】【キャロウェイ E・R・C HOT TOUR 9°
ROMBAX 6V05(S)】も打たせて頂いた。こちらも先程のX-18ドライバーと同じ460ccサイズのヘッドだが構えてみるとX-18より小さく見え、上級者の方には操作性が良さそうタイプ。飛びに関しては問題なく中弾道で伸びて行く感じ、ただDIAMANA装着の方は程良掴まりで振りやすかったが、今年ブレイクしそうなフジクラのROMBAX装着タイプは残念だが(技術的な問題で)私には合わなかった、ハードヒッターや左に行きすぎるのを嫌うフッカーやチーピン癖のある方で方向性重視タイプのゴルファーに向いてそうな印象(あくまで個人的な意見として)。シャフトバリエーションが豊富で色々試してみたいがこのドライバーはシャフトによって結構違いが出そうで慎重に選んだ方が良さそうだ。今回の試打でキャロウェイのERCという最高ブランドでかなり興味があり購入意欲はあったがちょっとハードな印象を受けた。もうすこし上手くなってからにしよう・・・。
メーカー担当の方、とても親切な対応有り難うございました。